新しい職場

どうして福祉関係の仕事に?

 のりさんの前職は中学校の先生。社会科の先生として採用されたのだが,3校目の学

校で,縁あって特別支援学級(当時は「特殊学級」)の先生をすることに。これがはま

った。それまでほとんど関りのなかった世界だったが,支援学級の子供たちや保護者と

関わるうちにのめりこんでいった。

 以来,およそ25年特別支援教育に携わってきた。そして,退職後は就労支援施設で

働いてみたいと思うように。知的支援学級の子供たちの多くが就職するところだ。

 そのつもりで昨年度末から就職活動を始めた。ところが,就職面接のときに,実は

今年度から放課後等デイサービスを立ち上げる予定なんだけど,そこを手伝ってもらえ

ないかと逆提案。放課後等デイの対象がほとんど小学生であることに一抹の不安を抱え

ながらも,求められるとこで働くのが一番かもと思って二つ返事で承諾。

 初顔合わせ

 施設開所を1か月後に控えた一昨日,初顔合わせとなった。一緒に働くことになる二

人の方を含めて5人で食事を交えながらそれぞれの経歴や家族の話をするうちにお互い

が打ち解けてきた。他のお二人は福祉関係での経験もあり,会話で交わされる専門用語

に???。

 5月末に研修が1日,施設の内覧会(3日間)のうち1日に参加,というのを経て6

月から仕事開始となる。手探り状態での仕事になると思うが,自分の経験を生かせる部

分でベストを尽くしたい。