鑑真と酒場放浪記聖地巡礼(1泊2日の旅②)

 のりさんは”下戸”。ビールコップ1杯は私

にとって”致死量”と公言しているほど。

 にもかかわらず吉田類さんの酒場放浪記

をほぼ毎週見ている。酒は飲めないけどつ

いつい見てしまう。類さんが食べているも

のがたまらなくおいしそうなのだ。

 そこで,退職後の楽しみの一つは酒場放

浪記で取り上げられてた店を始め,旅先で

居酒屋をめぐること。

居酒屋 和ゆう

  

 記念すべき第1回は指宿市山川の

「和ゆう」酒場放浪記で登場したわけで

はないが気になっていた場所。理由は,す

ぐ目の前に道の駅があって車中泊可。

 早速訪れると常連さんと思しき方が座っ

ているカウンター席に案内された。常連さ

んはペット同伴。話を聞くと,元々猟犬と

して飼われていた犬種とかで,おとなしい

わけではないとのことだったが,とてもよ

くしつけられていた。

 何を注文しようかと決めかねていたら常

連さんから「鳥刺しが珍しくておすすめ」

とのこと。出てきた鳥刺しにびっくり。最

初は削り節がたっぷりかけてあるのかと勘

違いしたほど(山川漁港はカツオの水揚げで

有名)。話を聞くと,一度凍らしてスライス

してあるらしい。常連さんのおすすめに間

違い無し。

鳥刺しの他に焼きおにぎりと貝汁(自称”

下戸セット”)でお腹も心も満たされた。

 下戸セットから卒業できる日がくれば

いいのだが・・・。